「35歳の時にADHDと診断され仕事で苦労した経験」ユーザー様から投稿頂きました。
おかしいと感じたのは、今の職場に就職をしてからのこと。
元々私は人とお話をするのが大好きな人間でした。
話すこと+車に携わる仕事=ディーラーの営業だ!
しかし、
数年経過したのち、
日頃の激務を聞いていた先輩が私を慮り、今の会社を紹介され、
前述の通り、人前で話すことに何の躊躇もない性格だったので、
第一印象「だけ」は完璧でした。
研修期間を経て遂に自分にも担当のお客様が付いたころ、
ムクムクと湧き上がってきました。
・見積の回答が滞る・平気でお客様からの希望納期を過ぎる・社内外の提出書類の期限を守れない・社用車の中が汚い・社内のデスクが乱れている
納入日当日まで手配していなかったこともありました。これまでは周囲のスタッフがなんとかカバーしてくれていましたが
あまりにも高頻度でお客様からのクレームが舞い込む状況に、
ついにスタッフが私の仕事を一切手伝ってくれなくなりました。
その都度、上司からは当然のごとく叱責の嵐。
ひどいときには朝礼後の営業ミーティングで、
人間、否定の言葉を浴び続けるとどうなるか。
自分に存在価値を見出せなくなり、
一度帰宅途中に、
ある時、「仕事 ミス 先延ばし」などのワードで検索したところ、
ADHDという単語を目にすることになりました。
それを見つけた日、居ても立っても居られず、
診断の結果、不注意優勢型のADHDと診断。
薬(コンサータやストラテラ)
その結果・・・正直言うと、まだ劇的な改善には至っていません。
ですが、少しずつですが、
私は、ADHDの特性で苦しんでいることを説明するたびに、
「そんなの誰だってあることだ」
「普通はそんなことないぞ」
「お前はADHDに甘えてるんじゃないか?」
こうした言葉を耳にする度に、
そして、そういった方々にはこのようにお返しします。
「あなた、今メガネかけてますよね?」
「じゃあ一度メガネを外してください」
「その状態で私の持ってるスマホの画面を見てください。
「えっ?見えない?なんで見えないんですか?」
「普通はこんなの見えて当たり前ですよ?」
「目が悪い?そう言って言い訳するんですか?」
「視力が低いってことに甘えてるんじゃないんですか?」
「もっと真剣に見ようとする気持ちが足りないんじゃないですか?
ADHD持ちが説教を受ける心境は大体これで疑似体験していただ
とはいえ、
常日頃、
自分は発達障害じゃないか?と思っている方にお伝えしたい。
自分が発達障害だと知るのは早ければ早いほど良いということを。
正直自分の特性にもっと早く気づいていたら、
営業は、人前で話すことなどは「十分条件」に過ぎません。
納期管理、顧客管理、スケジュール管理・・・とにかく「管理」
どんな人でもトップ営業マンになれます。
なまじ人前で流ちょうなプレゼンを実行したりしていると、
お客様から「この人はできる営業マンだ」と認識され、
私はこの無限ループです。自分の特性を早く知ること。
向き不向きというものは誰しもありますが、
自分は何が得意なのか
何が不得手なのか
これは理解するのが早ければ早いほど、
私自身は・・・大学生時代に自分の特性に気づいていたらなぁ・・
今は、この状況を打破するべく、
ADHD特有の苦しみを理解していただくために番組配信などを行
もっと広く発達障害を持っている方々が抱く苦しみが理解され、
みんなが笑顔で過ごせる日々が来ることを切望しております。
長文、乱文ご容赦くださいませ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!