【体験談募集】20歳で発達障害と診断された女性が語る毒親との日々
体験談募集ページより、ご応募頂いた方の体験談です。
こんにちは。これは私の体験談です。
私は20歳に病院でADHDと診断されました。
同棲している恋人との絶えない喧嘩がきっかけで、彼氏が私の性格を疑問に思ってネットで調べたらADHDが発覚しました。
変な話ですが、発達障害と言われて私は心底ほっとしています。
私は20歳まで実家暮らしで、毎日毎日母親に怒鳴られて、それこそ死にたくなるほど、自尊心は削られて踏みにじられて、今でも親のことを考えると気持ちが悪くなる位、実家や家族がトラウマです。
何で言われたことができないの?
何度同じことで注意させるの?
わざとなの?
すぐ忘れるの?
どうして考えて喋れないの?
など、尽きませんが、とりあえずよく言われたのはこの言葉です。
私自身も、何で出来ないのか分かりませんでした。
言われたことをすぐに忘れてしまい、話を聞かない子だと思われていました。
私がダメな子だから、できそこないだから、だと思っていました。
自分が大嫌いでした。
高校の頃は、毎日毎日リストカットで自分を保ってました。
でも、毎日腕に絆創膏ばかりつけていたら友達や先生から心配されて、でもリストカットなんて大声では言えないので、こっそり保健室の先生に相談してました。
カウンセリングで、あなたは悪くないよって言って貰えたのをよく覚えてます。
でも家に帰れば怒鳴り声が絶えず、居間でテレビを見ていれば、そんなとこにただぼーっといて目障りだ、そんなことしてる暇があるなら勉強しろ、でも自分の部屋にこもっても、部屋に逃げこもって何やってんの、どうせ勉強もせず携帯ばっかいじってるんだろう、と言われ、家に居場所はありませんでした。
これはもう今考えると、母親は何かと難癖をつけて私を怒鳴り付けるのが日課みたいになってたんだと思います。
高校生のときも辛かったですが、専門学校卒業後、就職先でうまく馴染めず1週間で辞めてしまった後、次の仕事はすぐ決まらず、母親はまた、毎日毎日私を責めました。
どうしてあんたはこうなの?周りの同級生はもう仕事してるのに、あんたは仕事もせずに家にいて恥ずかしい、周りの人には恥ずかしくて言えない、我が家の恥だ、どうしてあんたなんか産んだんだろう。
毎日こんなことばっかり言われて、いっそ死んだ方が楽だと思いました。ほんとに自分が大嫌いでした。
もし、もっと早くADHDだと診断されていたら、人生変わっていたかもしれないと思うとやりきれません。
もっと早く気付けば良かったってすごく後悔しましたが、でも自分はダメな子じゃなかったんだ、障害だからだったんだ、ってすごくほっとして、安心した記憶もあります。
ADHDの話と言うよりは、毒親とのエピソードかもしれません。
記事のお役に立てるか分からないですけど、たまたまTwitterで見掛けたので書いてみました。
何か参考になれば幸いです。ありがとうございました。
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