『ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい』クリスティン・バーネット/永峯涼-発達障害の方におすすめな自己啓発・メンタルヘルス本-

 

ここでは、ADHDやASD、LDなどの発達障害だけでなく、精神障害・うつ病などの二次障害の方々にもおすすめな自己啓発本・メンタルヘルス本をご紹介していきます。

当事者の方々にアンケートを取り、その中でも特に人気が高かった本を掲載しております。

また、実際の当事者の方々の本紹介レビューもあわせてご覧ください!

 

『ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい』クリスティン・バーネット/永峯涼

この本を読んで最も印象に残ってることは、母親の子育てに対しての考え方とその行動力です。

自分の子供が重度の自閉症と診断されて、普通ならそれだけでいっぱいいっぱいになりそうなところ、諦めず常に子供にとって何が最良のな方法かを考え、その信念からずれることなく突き進んできた事に感動を感じました。

時には公的な支援でも、自分の子供に合わないと感じた時、自分の信念に合うやり方を突き進めるのは、並ならぬ勇気と心の強さは脱帽です。

また、余裕は無いはずなのに、自分の子供だけではなく、他の自閉症の子供たちを支援する活動を行なっていたことは、尊敬しかありません。

本書を読むと自閉症などの障害を持つ、持たないは関係なく、全ての子供の子育てにおいて、彼女の考え方は大事だと気付かされます。

ここでの話は天才的な能力を持つ子供のもので、みんなが真似すればできるものでは到底ありません。

しかし、子供は皆何かしらの才能を持っているはずです。

それらを見いだすために子供のどんなに小さなことでも見逃さないことが、大変重要だと感じました。

こうよう・36歳・男性

 

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