【体験談】「ASDの診断が出て、納得できた」ー葉桜・40代・女性

①名前・年齢(年代)・性別

葉桜・40代・女性

 

②発達障害の種類・診断名

ASD(自閉症スペクトラム障害)

 

③発達障害に気付いたきっかけ

息子がASDです。第三子である息子は、幼い頃から一人遊びが得意で、また、乗り物が大好きでした。

 

気に入った物でずっと遊ぶし、それを眺めるし、好みはよくわかりましたが、とにかく、喋りませんでした。

 

ただ、おとなしい子で、歳が近い2人の兄がいたこともあり、毎日忙しく、あまり意識していませんでした。

 

自治体の発達相談を受けたりはしていたものの、迷わず地域の幼稚園に入園させ、そのうち喋るようになる、と思っていました。

 

けれど、なかなか話せるようにならず、二語文も出ず、お友達とのやりとりが出来ず、歯がゆい思いをしている様子が、わかるようになってきました。

 

 

入園して一学期が終わる頃、園に巡回個別相談に来た専門家から、病院の受診を勧められて、専門科を受診したところ、ASDの診断が出て、納得することができました。

 

 

④発達障害で困った経験・悩み

空気が読めないので、静かにするべきところで出来ないことが多々ありました。

 

 

道順を覚えるのが得意でショッピングモールなどに行って姿を見失うと、いつのまにか途中で見つけた気になる場所に一人で戻っていたりして、私が探して歩き出す頃には、本人はまた私がいたところに向かっていて行き違いになる、ということが多々あります。

 

反対に、イメージの苦手さから、初めてのものや場所を極端に怖がり、車で出かける時も、知らない道を走ったり初めての土地に向かったりすると、いつも家に帰ろう、と言って泣き出し困りました。

 

 

身につけるものの肌触りにもこだわりがあって、暑くなっても長袖長ズボンでいて、衣替えがとても苦手でした。

 

また、肌が汚れることをとても嫌がり、泥遊びや粘土遊びが大嫌いで、園行事に参加しても遊べないことがよくありました。

 

 

就学時、支援学級に入級希望を出しましたが、言語の苦手さや社会性の苦手さ、情緒の不安定さはあったものの、数学的思考の得意さ、また性格的に穏やかであり、発達検査も凸凹だらけで、しかも生まれが3月で、みんなよりできなくても当たり前と見られ、入級が叶いませんでした。

 

 

⑤発達障害の悩み・生活上の支障への対策や改善策

今年小4になりましたが、社会性の苦手さは、幼稚園からの付き合いである仲間たちに恵まれ、なんとかなっています。

 

また本人も気性が優しく、人ではなく自分を責めるほうなので、かえってまわりも温かい目で親身になってサポートしてもらうことができて、3年までは普通学級で何とかやっていけました。

 

 

3年途中から、学習での不安が大きくなり、年度途中の教育相談の後、2学期から通級指導教室に通いました。

 

そして今年度から、支援学級に入級することができ、学校での新たな居場所が出来て、気持ちの消化不良も少しマシになっています。

 

 


生活面では、出先では出来るだけ私と手をつなぐようにして、声のかけ方は、「〇〇の歩くスピードが速くて、お母さんが追いつけないから、手を繋いで連れていってくれる?」と言っています。

 

感覚の苦手さは年齢と共にマシになりました。ただ、暑さ寒さの判断がトンチンカンな時があり、その折々に声をかけ、今の季節はどんなものを着けるのが良いか考えるようにしています。

 

学校が制服なので、その衣替えが一つの切り替えの目安になりつつあります。

 

 

⑥発達障害の方へのメッセージ

あなたの好きなものはなんですか?

 

自分の好きなもの、気になるもの、得意なことへの興味をどんどん深められたら素敵だな、と思います。

 

誰にだって、得意も苦手もあって、それがどんなものであるかは、みんなバラバラです。

 

あなたの好きなものは、あなたの自信になるものです。あなたに力をくれるものです。

 

好きなものがたくさんあるのもいいと思います。パワーの素がたくさんあるということだから。

 

そして、あなたの隣のあの人にも、好きなもの、苦手なものがあって、お互いにそれを共有することもできるし、自分だけの楽しみにすることもできます。

 

誰かと分かち合う楽しさも新しい力を生んでくれますよ。

 


今日も好きなものを大切にして、すごしてくださいね。

 

 

 

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