発達障害がわかった9歳の息子が、教室で自ら診断名を発表できたワケ フランスではいま(現代ビジネス)

発達障害がわかった9歳の息子が、教室で自ら診断名を発表できたワケ フランスではいま(現代ビジネス)

“ライターの高橋順子さんはフランス・パリ郊外に在住し、現地小学校に通う9歳と6歳の息子をフランス人の夫とともに育てている。ありがたいことに二人とも健康優良児、喧嘩しつつも仲の良い兄弟で、やんちゃ盛りの毎日を過ごしている。

そんな賑々しい高橋さんの家に今年、一つの大きな節目が訪れた。長男に発達障害の一つであるADHD(注意欠陥・多動性障害)と、それに起因するディスグラフィア(書字障害)の診断が確定したのだ。”

出典元:現代ビジネス

続きを読む

 

サイダーちゃん
サイダーちゃん
この発達障害を抱えるお子さんの担任教師が自ら勉強していて、高橋さん夫婦に診断を受けるようすすめる所がすばらしい。曰く「診断が支援を確かにする」。正確な診断までにずいぶん待たされたりするのはフランスらしいが、いったん障害がはっきりすると支援プログラムがただちに組まれる。その点もよい所だ。診断しないでいると何がいけないかというと、子供が「同級生ができることができないから自分は劣っている」と劣等感を覚え、自己肯定感が下がってしまい、生きづらさを抱えてしまうことだ。そうならないためにも、発達障害について親、子、教育者、社会がよく学び、それらはひとつの症状であって、本人がわざとやっているとか劣っているからではないと認めてサポートしてゆくことが大事だろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA