【徹底解説】アスペルガーの人と結婚してしまった時の対処法3選
「結婚したパートナーが実はアスペルガーだった。」「自分のパートナーは、アスペルガーの傾向がある気がする。」といった状況に悩んでいる方は少なくありません。そこで、アスペルガーの人と結婚してしまった時の3つの対処法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
もくじ
【対処法①:パートナーのことを理解して1人の時間を大切にすること】
アスペルガーの人と結婚してしまった時の対処法の1つ目は『パートナーのことを理解して1人の時間を大切にすること』です。アスペルガーの方は、ストレスを乗り越える力がとても弱いです。そんな中、家庭での時間は唯一ストレスを感じにくい場所となります。アスペルガーの方の特性は人によって大きく変わるので、パートナーを理解することはなかなか難しいかもしれません。しかし『理解したつもり』『受け止めたつもり』にならずに根気強く向き合いましょう。
そして、ストレスを感じにくい空間作りを意識しましょう。時間がかかることなので自身もストレスを抱えないために、アスペルガーのパートナーやアスペルガーの家族を持つ方との交流の機会をつくり相談できる場所をつくることもおすすめです。パートナーのことをゆっくりと理解し、受け止めていきましょう。
また、アスペルガーの方は、自分のしたいことを一番に考えてしまう傾向があります。そういった場合、否定したり質問攻めにしたりせずに受け入れて、一人の時間も大切にしてあげましょう。それから、一人の時間を楽しめるスペースを確保してあげることもおすすめです。家族との交流も大切にしてほしい場合は『一人の時間の時には自分を優先しても良いよ』といったルールを定着させていくことを意識してください。
どんなにパートナーのことを理解したくても質問攻めにしたりせず、パートナーの世界も大切にしましょう。『パートナーのことを理解して1人の時間を大切にすること』を心がけてくださいね。
参考文献①:『経験者のリアルな声から学ぶ「アスペルガーな夫」対処法8つ【前編】 – Menjoy! メンジョイ』
参考文献②:『アスペルガー症候群のパートナー(夫または妻)と上手く生活を送るための心得【医師が分かりやすく解説】』
【対処法②:伝えたいことは具体的に伝えること】
続いて、アスペルガーの人と結婚してしまった時の対処法の2つ目は『伝えたいことは具体的に伝えること』です。アスペルガーの方は、他人の意図や気持ちを理解することが得意ではありません。そのため「わかってくれるだろう。」「伝わっているだろう。」などと自分の尺度で物事をはからずに、スマートな言い回しで伝えたいことはハッキリと言葉にしましょう。
アスペルガーの方は、聞く力よりも見る力のほうがすぐれていることが多いと言われています。そのため「すぐに伝えたい。」「どうしてもうまく伝わらないけど伝えたい。」といった場合、紙に絵や文字などを書いて伝えることがおすすめです。
この時、遠まわしな言い方は避けてスマートで具体的な文字や絵で伝えることがポイントです。例えば、掃除をしてほしい場合「部屋が汚いよね。」といったように遠まわしに伝えることは控えてください。具体的にハッキリと伝えることを意識して「掃除をしてほしい。」といったようにわかりやすくシンプルな言い方を心がけましょう。最初は難しいかもしれません。しかし、パートナーと自身のためにも『伝えたいことは具体的に伝えること』を習慣にしていきましょう。
参考文献:『アスペルガー症候群のパートナー(夫または妻)と上手く生活を送るための心得【医師が分かりやすく解説】』
【対処法③:お話しするときのポジションは隣にすること】
最後に3つ目です。3つ目は『お話しするときのポジションは隣にすること』です。アスペルガーの方とお話しするときには、隣でお話しすることがおすすめです。
向かい合ってお話しをしてしまうと、アスペルガーの方が表情に集中してしまいがちです。そのため、言葉を理解する力が弱くなってしまいます。ですので『お話しするときのポジションは隣にすること』を意識してみましょう。
参考文献:『経験者のリアルな声から学ぶ「アスペルガーな夫」対処法8つ【前編】 – Menjoy! メンジョイ』
アスペルガーの方と結婚してしまった時におすすめの3つの対処法をご紹介しました。アスペルガーの方と結婚してしまった場合『パートナーのことを理解して1人の時間を大切にすること』『伝えたいことは具体的に伝えること』『お話しするときのポジションは隣にすること』を心がけましょう。パートナーとの素敵な日々を過ごしてくださいね。
参考文献①:『経験者のリアルな声から学ぶ「アスペルガーな夫」対処法8つ【前編】 – Menjoy! メンジョイ』
参考文献②:『アスペルガー症候群のパートナー(夫または妻)と上手く生活を送るための心得【医師が分かりやすく解説】』
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