『光とともに…』戸部けいこ-発達障害の方におすすめな自己啓発・メンタルヘルス本-

 

ここでは、ADHDやASD、LDなどの発達障害だけでなく、精神障害・うつ病などの二次障害の方々にもおすすめな自己啓発本・メンタルヘルス本をご紹介していきます。

当事者の方々にアンケートを取り、その中でも特に人気が高かった本を掲載しております。

また、実際の当事者の方々の本紹介レビューもあわせてご覧ください!

 

『光とともに…』戸部けいこ

自閉症児のお話です。

私は教育業界で働いており、発達障害に関する資格をいくつか持っていますが、実際の現場で対応に困ることがあり、先輩教諭に薦められて読み始めたのがきっかけです。

一言で言うと、この本は非常に勉強になります。

赤ちゃんの頃からの自閉症児の特性、得意なこと、苦手なこと、その苦手に向き合う訓練法などがとてもわかりやすく記されています。

自閉症といっても個人差があります。

光の母親は、いち早く自閉症の特性を理解しますが、親戚や学校など周りの理解が得られず、涙したり苦労したりする様子も描かれています。

発達障害という言葉を耳にする機会が増えてきている昨今ですが、未だに親すら子の特性を理解できないということもあります。

診断を拒む場合もあります。このような現状ですが、この本を通して教育的な診断ができるように学習していきたいと前向きになれました。

現場で活かしていきたいと思います。

さとみ・29歳・女性

 

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