ナイジェル・C・ベンソン著 清水佳苗 大前泰彦訳(2001)『マンガ 心理学入門』講談社-発達障害の方におすすめな自己啓発・メンタルヘルス本-

 

ここでは、ADHDやASD、LDなどの発達障害だけでなく、精神障害・うつ病などの二次障害の方々にもおすすめな自己啓発本・メンタルヘルス本をご紹介していきます。

当事者の方々にアンケートを取り、その中でも特に人気が高かった本を掲載しております。

また、実際の当事者の方々の本紹介レビューもあわせてご覧ください!

 

ナイジェル・C・ベンソン著 清水佳苗 大前泰彦訳(2001)『マンガ 心理学入門』講談社

発達障害や精神疾患をお持ちの方で、心療内科での治療がきっかけになって心理学に興味を持つようになるような方もおられることと思います。そんな方にこの本をお勧めします。

「マンガ」とあるのですが、いわゆる心理をベースにした自己啓発書や心理学をテーマにしたマンガというより、心理学の始まりから、どのように心理学が研究されてきたかその流れを概説している本で、イラストより文章の方が多いです。

特に、「心理学とはどんな学問なの?」ということを知ることが出来る1冊で、今の僕の一番の愛読書です。

臨床心理学の分野に関しては、あまり深く触れられてないのですが、フロイト、ユングといった精神分析、無意識の考え方なんかカウンセリングの方法に通じる部分もあり、カウンセリングや治療を受けるうえでの参考になることでしょう。

少し難易度は高めかも知れませんが、心理学入門者にオススメの1冊です。

僕が心理学を教える立場になったら、必ず題材にしたい本です。

ふっくん・35歳・男性

 

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