『大人の発達障害ってそういうことだったのか』宮岡等 内山登紀夫-発達障害の方におすすめな自己啓発・メンタルヘルス本-

 

ここでは、ADHDやASD、LDなどの発達障害だけでなく、精神障害・うつ病などの二次障害の方々にもおすすめな自己啓発本・メンタルヘルス本をご紹介していきます。

当事者の方々にアンケートを取り、その中でも特に人気が高かった本を掲載しております。

また、実際の当事者の方々の本紹介レビューもあわせてご覧ください!

 

『大人の発達障害ってそういうことだったのか』宮岡等 内山登紀夫

発達障害は稀な障害ではなく、IQは正常範囲の人が圧倒的に多いととされることにまず驚きました。そうすると、「発達障害ですよ」と診断されるか否かの違いであって、診断されていないけれど実は発達障害だという人が世の中に多いのではないかと思いました。

私がかつて出会ってきた、なかなか集団に馴染めない人、自分独自のやり方や考え方でなければ仕事を覚えることが困難な人など、実は発達障害だったのかもしれないなぁと考えるようになりました。

相手の立場に立って相手の気持ちを想像できるかということが、発達障害の診断の際に重要視されるそうです。相手の立場に立てないことは、発達障害の人でなくても充分あり得ることです。もしかしたら、自覚がないだけで私も発達障害だったりして!と心配になります。

でも、発達障害か否かの線引きは難しいと、この本で専門家が書いているのだから、人間皆それぞれ個性と呼ばれているものが実は捉え方によっては発達障害と呼ばれるものかもしれません。

(なつこ・49歳・女性)

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