発達障がいのある大学生の就職を考える 特性に合った業務を(三重テレビ放送)

発達障がいのある大学生の就職について考えるセミナーが17日、三重県にある鈴鹿大学で開かれました。

発達障がいについての勉強会を開いている鈴鹿大学が、三重労働局とともに初めて開いたもので、学生の就職に携わる教職員や臨床心理士、学生など約80人が参加しました。

障がい者雇用の優良事業所として知事表彰を受けた企業の採用担当者が講演し、個々の職員の特性に合った業務を担当させるなど、雇用の取り組みを紹介しました。

「企業では発達障がいへの理解はまだまだ進んでいない」と述べ、行政や教育現場との情報の共有が大切だと訴えていました。

出典元:こくちーず

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サイダーちゃん
サイダーちゃん
就職活動でつまづく、当事者は少なくありません。
未診断の学生で、内定がもらえない学生はにも、ヒントになりそうなセミナーだと思います。
全国的に広まることを祈るばかりです。

 

 

サイダーちゃん
サイダーちゃん
” 企業の立場から雇用というものを考えると、健康優良成績優秀な明るい人材が欲しいのは、至極当たり前かもしれない。しかしCSR(企業の社会的責任)が問われる中、身体や精神障がい者はもちろんのこと、発達障がい、さらにいうとアスペルガー症候群のような付き合ってみないと分からない人たちも雇用の対象にせざるを得ないという意志とは真逆の人材を採用せねば、ペナルティーが課されるのである。果たして企業が「理解はまだまだ進んでない」状況で、机上の空論に終わってしまわないか、非常に心配である。 “

発達障がいのある大学生の就職を考える 特性に合った業務を(三重テレビ放送)” に対して2件のコメントがあります。

  1. うらうら より:

    発達障害の人も働ける場所があるかどうかということは、定型型発達で成人した人にはまったく関係ないかというとそうではありません。これは社会がいわゆる「包摂のある社会」であるかどうかが問われているからです。たとえば、ある人は接客は難しくてもひとり集中する作業ならできる、だったらその能力を生かす場がある、というより「作る」「設ける」ことができる社会――それは、ハンディキャップのある人を排除しない社会です。世の中にまったくハンディキャップの無い人がいるでしょうか? 今日は元気でも明日病気やけがをするかもしれません。失業したり、離婚などで伴侶を失ったりするかもしれません。そういうとき自分が排除されてもいいのか、ということです。常に「弱者」(こういう言葉はあまり好きではありませんが)に居場所がある社会であってほしいです。
    そういう点ではこの三重の試みはたいへん頼もしいですし、こうした動きがますます他の自治体にも広がってほしいものです。

  2. 小企業の採用担当 より:

    立場上の話しをします。採用を担当しておりますので、面接をする際にまず第一印象を見ます。はっきりとそうだと明言できませんが、弊社は接客業ですので、見た目重視、次に能力重視の採用をしていると思われます。相手に違和感が伝わる人物はどうしても除外対象になってしまいます。逆に何らかの障害があるとわかっている場合は、接客以外の部門での採用を考えて面接もします。発達障害を障害とみるのかどうか、難しいラインです。

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