『認知療法・認知行動療法 治療者用マニュアルガイド』大野裕-発達障害の方におすすめな自己啓発・メンタルヘルス本-

 

ここでは、ADHDやASD、LDなどの発達障害だけでなく、精神障害・うつ病などの二次障害の方々にもおすすめな自己啓発本・メンタルヘルス本をご紹介していきます。

当事者の方々にアンケートを取り、その中でも特に人気が高かった本を掲載しております。

また、実際の当事者の方々の本紹介レビューもあわせてご覧ください!

 

『認知療法・認知行動療法 治療者用マニュアルガイド』大野裕

認知行動療法についての専門的な本です。

私は認知行動療法自体は成人後に発達障害や二次障害のうつなどの治療のために通っていたクリニックで出会いましたが、その後心理士の勉強も始めたのでより理解を深めるために読みました。

体験にて実践方法は知っていましたが、より細かい説明が載っていて読みごたえがありました。

うつ病などでの認知の歪みはやや直ったと思っても、トラウマの根っこがあると油断するとすぐに復活してしまうので、常に自分自身や、似た障害や病気を持つ仲間と共に実践できるようになり助かりました。

DVDやワークシートも付いていてわかりやすいので、心理系になじみのない方には少し難しめですが、専門用語は多くなく解説もあり理解はしやすく書かれているので、興味がある方向けです。

認知行動療法自体はうつ病ほどでなくても悩みがあり後ろ向きになりすぎる・自分を責め過ぎる方に向きますが、逆につい攻撃的になってしまう方にも向いていると思いました。

「事実や気持ちをそれぞれ紙に書いて整理していく」という作業が思い込みの歪みの修正がしやすくなり、効果的だと感じました。

マモ・40代・女性

 

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