『問題解決の心理学』安西祐一郎-発達障害の方におすすめな自己啓発・メンタルヘルス本-

 

ここでは、ADHDやASD、LDなどの発達障害だけでなく、精神障害・うつ病などの二次障害の方々にもおすすめな自己啓発本・メンタルヘルス本をご紹介していきます。

当事者の方々にアンケートを取り、その中でも特に人気が高かった本を掲載しております。

また、実際の当事者の方々の本紹介レビューもあわせてご覧ください!

 

『問題解決の心理学』安西祐一郎

のちに慶應大学の学長まで務めた安西祐一郎氏。この本が出されたのは昭和60年(1985年)です。

学生時代は答えがある程度用意されています。

つまり出されたテストに対して解く、進路に関してある程度選択肢は決まっている。

しかし難題なのは出くわした事のない問題が起こった時にどうするのか。

今は情報だけであればスマホやpcで検索すれば出てくるが、検索してもわからない難題に対してどういう思考の枠組みで取り組むべきか、認知心理学の立場を用いながら、筆者は自分で問題を解決していくしかないという記述が散見されます。

この本自体は極めて難易度は高いと言えるし、やや時代にそぐわない内容もあるが、人生の難題に対して本当の答えなんてすぐにわかるほど簡単ではないので、余暇のある人はじっくり読んでみることを推奨します。

勇気・40歳・男性

 

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