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発達障害の症状

発達障害の症状は、本人がどの障害と診断されるかによって異なります。以下に代表的な発達障害とその特徴をまとめてみました。

障害 症状
広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー症候群など) 対人性の障害、活動・興味の限定および脅迫関連障害、コミュニケーション障害がみられます。
対人性の障害:認知の障害で基づく障害です。人にあわせて行動しようとしない、他の人に関心を示さない興味がない、ごっこ遊びをしない、羞恥心がない、暗黙の了解やきちんとなどのあいまいな指示や言葉が理解しづらい、臨機応変に反応できないなど
活動・興味の限定および脅迫関連障害:特定のものへの異常なこだわり、決まりごとを過剰に守ろうとする、水や扇風機など規則的に動くものなどをみつめる、機械的図形的なモノを好む、非対人的ルールに基づく知識(地名、駅名、数字など)を覚える、同じ行動を繰り返す、食事や習慣が同じでないことをいやがる
コミュニケーション障害:会話の相互性欠如、独特の発声、非言語コミュニケーションの障害(顔の表情やジェスチャーなどを理解できない)、性格で確実な言語を使い細部へのこだわりもみられるが会話全体の流れが把握できない、言葉をそのまま受け取る(言葉の裏側の意味を読み取るのが苦手)など
AD/HD 年齢あるいは発達に不釣り合いな「注意力散漫」「衝動性」「多動性」の3つがみられる。
意力散漫:物忘れ、集中できない、人の話を聞けないなど
衝動性:キレやすい、喜怒哀楽が激しい、突然奇声をあげる
多動性:移り気、じっとしていられない、他に人の邪魔をする
学習障害 知的発達に遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するといった能力のうち、特定のものの習得と使用に困難を示す状態です。
読み・書き・計算の障害、言葉の使い方と聞き方に偏りがある、運動が苦手、社会性に欠けるなどが特徴的です。

二次合併症の症状

発達障害の人は、その特徴によって社会になじめず、生活に困難を示します。そのことがきっかけとなって二次的な症状を引き起こすことがあります(二次合併症)。二次合併症をきっかけとして、発達障害が発覚する人も少なくありません。ここでは、成長の過程ごとによくみられる二次合併症を順番にご紹介します。なお、以下に紹介するものが全て現れるわけではありませんのでご注意下さい。過度の不安や警戒は禁物です。あくまでも特徴的なものをご紹介しております。

二次合併症 症状
幼児期 聴覚や視覚や触覚などの感覚過敏または感覚鈍麻、極度の不安によるパニックやかんしゃく、運動機能のぎこちなさ、睡眠障害、偏食、壁に頭をうちつけたり自分の頭を叩くなどの自傷行為などがみられます。
学童期 学校での集団生活や対人関係においてつまづき、二次合併症にも特徴があらわれやすくなります。主に学習面での問題(特定の分野などで勉強についていけない)や不登校などが目立つ不適応症状、不安障害(PTSDや強迫性障害)、フラッシュバック、ヒステリー、自傷行為、他害行為、目上の人に対して拒絶したり反抗したりする反抗挑戦性障害などがみられます。
思春期 思春期では、その感情の起伏からより精神疾患のような問題が多くなります。主にうつ病、統合失調症(幻覚、妄想、思考の貧困、感情が平板化する、意欲の欠如など)、解離性障害(別人格の形成など)、行為障害(他人や社会を無視するような行動。攻撃や破壊、窃盗など)がみられます。
青年期 思春期に続いて精神的負担に耐え切れずに症状が現れることがあります。主に解離性障害や反社会的な行動をとるといったことがみられます。
成人期 就労や社会生活を営む上で上記のなかでご紹介したような合併症が引き起こされます。
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