大人も発達障害になる?
大人の発達障害とは
大人にも発達障害はみられます。正確にいえば、子どもの頃の発達障害がそのまま経過している状態といえます。広汎性発達障害(自閉症やアスペルガー症候群)、ADHD、学習障害などの基本的な特徴は、子供の頃のトレーニング次第では目立たなくなるようにはなりますが、そのまま残ると考えてよでしょう。
大人になると、子供の頃以上に精神的不安や集団生活の困難さを実感し、二次合併症として精神疾患を患う発達障害の人が少なくなりません。うつ病や強迫性障害、いじめや虐待からくるPTSD、解離性人格障害などが引き起こされることがあります。
大人の発達障害での問題といえば、自立した生活をおくることと就労です。職場においても特有の悩みもでてきます。近所づきあいも必要になります。結婚や子育てでも不適応を起こすこともあります。
いまだ国全体での支援などは整っていませんが、就労については、各地方自治体の就労支援事業や、発達障害支援センター、公共職業安定所、地域障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター、障害者職業能力開発校などでこれらに対する支援を行っていることもありますので、一度相談してみるといいでしょう。
なお、大人になってからはじめて発達障害と分かる人もいます。このような人は、大抵の場合で就労や結婚、子育てといったライフイベントの経過中になんらかの不適応があり、不安や抑うつ、パニックといった精神症状を引き起こしたことをきっかけとして、発達障害が判明します。
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